番号ポータビリティは海外ではあたりまえ!
海外では既に番号ポータビリティを導入して
いる国や地域は多く、アメリカ、ヨーロッパ、
オーストラリア、韓国、香港など、先進国の
ほとんどで番号ポータビリティが導入されて
います。
しかしながら、その利用率となると、携帯市
場の競争が激化している香港以外では、ほ
とんどの国が数%程度にとどまっています。
海外での番号ポータビリティの利用率が低い要因は、手数料の高さと、手続きにかかる時間です。
特にヨーロッパでは手数料は高く、フランスでは15ユーロ(約2,200円)、イギリスに至っては最大で30ポンド(約6,400円)となっています。
また、手続きにかかる時間は、数時間程度という国もあれば、中には手続き完了までに約1ヶ月近くを要する国もありまちまちです。
| 国(地域) |
MNP 開始時期 |
利用率 | 手数料 | 時間 | 概要 |
| アメリカ |
2003年 11月 |
不明 |
最大1.75ドル (約190円/月) |
2時間半 以内 (推奨) |
手続きは移転先の 電話会社で行う。 利用者負担は1.75 ドルだが、毎月負担 しなくてはならない |
| 香港 |
1999年 3月 |
86.3% |
無料→ 40香港ドル (約540円) |
1~2日 |
手続き料金が無料 で提供されていたが 競争が激化してきた こともあり、2002年3 月より有料化へ |
| イギリス |
1999年 1月 |
5% |
最大30ポンド (約6,400円) |
平均2日 +一週間 |
手続きは移転元と 移転先で行わなく てはならない。 最大1ヶ月かかって いた期間が大幅短 縮された |
| 韓国 |
2004年 1月 |
0.9% |
1100ウォン (約100円) |
30分~ 1時間 |
手続き時間、手数 料とも魅力。 サービス開始から調 査時期が短かった こともあり、利用率 は低い |
| オーストラリア |
2001年 9月 |
8.6% |
8オーストラリアドル (約640円) |
数時間 |
有料なのは1事業 者のみ。手続き場 所は移転先だけで よいなど、利便性が 高い。 |
番号ポータビリティの利用率が高い国は、利用手数料が非常に安く、手続きも比較的短時間に完了する傾向があります。
日本では、手続きが数時間程度で完了できることが先日発表されましたが、利用手数料はまだ決定していません。
また、携帯電話会社の乗換えを行うと、乗り換え先の携帯電話を新しく購入する必要があるので、その費用も余計にかかります。
日本での番号ポータビリティの利用率を上げるためには、手数料を安くすることは不可欠といえるでしょう。